CBDリキッドの作り方|初心者でも失敗しない自作手順を専門店が完全解説【2026年版】

「市販のCBDリキッドは高いから自分で作りたい」
「アイソレートを買ったけど、どうやって溶かせばいいかわからない」
「PGとVGの比率って何%が正解?」

——CBDリキッドの自作に興味を持つと、まず最初にぶつかるのがこうした疑問です。

結論から言うと、CBDリキッドは正しい手順さえ押さえれば、初心者でも自宅で作れます。市販の高純度リキッドと同じレベルのものを、約半分のコストで仕上げることも可能です。

ただし、適当に混ぜると結晶化・分離・液漏れといったトラブルが必ず起きます。原料の選び方、加熱温度、撹拌方法——どこか1つでも雑になると、せっかくの高純度CBDが台無しになります。

この記事では、大阪堺市のCBD原料専門店 WING CBD が、CBDリキッドの作り方を初心者でも失敗しない手順で完全解説します。必要な道具、配合比率の早見表、よくある失敗の回避策まで、これ1本で自作デビューできる内容にまとめました。


この記事の目次

  • CBDリキッドの基本構成|3つの原料で作れる
  • 自作と市販品、どちらが得?コストと品質の比較
  • CBDリキッド自作に必要な道具一覧
  • 原料の選び方|アイソレート・希釈液・テルペン
  • 【基本レシピ】CBDリキッド10mlの作り方(写真付き手順)
  • 配合比率の早見表|CBD濃度別の黄金比
  • PG/VG/MCTオイル|希釈液の違いと選び方
  • テルペン添加で風味を整えるコツ
  • 結晶化・分離・液漏れを防ぐ4つのポイント
  • よくある失敗と対処法
  • 安全な取り扱い・保管方法
  • よくある質問(FAQ)

CBDリキッドの基本構成|3つの原料で作れる

CBDリキッドは、基本的にたった3つの原料で作れます。

原料 役割 配合の目安
CBDアイソレート 主成分。純度99%のCBD結晶パウダー 全体の10〜50%
希釈液(PG/VG/MCT) ベース液。アイソレートを溶かし、リキッド化する 全体の45〜85%
テルペン(任意) 香りと味を付与。結晶化抑制にも貢献 全体の3〜10%

CBDリキッドの3つの基本原料|CBDアイソレート・希釈液・テルペンの構成イメージ

この3つを正しい比率で混ぜ、適切な温度で撹拌するだけ。テルペンは省略しても作れますが、風味と仕上がりの安定性が大きく変わるため、初めての方にもテルペン入りをおすすめしています。


自作と市販品、どちらが得?コストと品質の比較

「わざわざ自作する意味あるの?」と感じる方も多いはずです。市販品との違いを正直に整理します。

自作CBDリキッド 市販CBDリキッド
コスト(1ml換算) 約150〜400円 約500〜1,500円
CBD濃度の調整 自由(10〜80%まで設計可) 固定(10〜30%が中心)
フレーバー テルペン選びで無限 既製品ラインナップから選ぶ
手間 調合・撹拌・冷却で30分〜 買ってすぐ使える
こんな方に コスパ重視・自分好みを追求したい方 手軽さ重視・少量で試したい方

ざっくり言えば、月に5ml以上使う方なら自作のほうが圧倒的にコスパが良いです。CBDアイソレート1gで、市販品換算で約3〜5本分のリキッドが作れます。


CBDリキッド自作に必要な道具一覧

初めて自作する方が、最低限揃えておきたい道具は以下の7点です。

道具 用途 目安価格
精密スケール(0.01g単位) アイソレートの正確な計量 2,000円前後
シリンジ(1ml・5ml) 希釈液とテルペンの計量・注入 数百円
耐熱ガラス容器(10ml〜30ml) 湯煎による加熱・混合 数百円
湯煎用のお湯と耐熱容器 アイソレートの溶解 家庭にあるもので可
撹拌棒(木製・竹製) 手動撹拌 数十円
ニトリル手袋 皮膚保護(テルペンは刺激あり) 数百円
充填用ボトル or アトマイザー 完成品の保管・使用 数百円〜

本格的に量産したい場合は、マグネティックスターラー(加熱+撹拌機)があると一気に作業効率が上がります。1万円台から購入可能です。

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原料の選び方|アイソレート・希釈液・テルペン

① CBDアイソレート|純度とCOAを必ず確認

CBDアイソレートは、純度99%以上・第三者機関のCOA(成分分析証明書)付きのものを選んでください。安価なノーブランド品は純度表記が曖昧だったり、THC残留リスクがあるため、自作には不向きです。

WING CBDで取り扱うCBDアイソレートは、米国産・食品通関済み・全ロットCOA公開で、原料グレードとして信頼できる品質を提供しています。

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② 希釈液|PG/VG/MCTから選ぶ

希釈液には主に3種類あります。それぞれ特性が異なるため、用途に合わせて選びましょう(詳しい比較は後述)。

  • PG(プロピレングリコール):粘度低め・キック感強め・フレーバーがよく出る
  • VG(植物性グリセリン):粘度高め・甘み・煙量が多い
  • MCTオイル:オイル系(ベイプ非推奨・経口やリニメント向け)

ベイプ用リキッドの場合は、PG:VG = 50:50 または 30:70 の混合希釈液が初心者には扱いやすく、結晶化リスクも低めです。

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③ テルペン|風味と仕上がりを整える

テルペンは省略しても作れますが、加えることで以下のメリットがあります。

  • 無味だったリキッドにフルーティーやハーバルな風味が付く
  • 結晶化抑制効果がある(高濃度CBDの安定剤として機能)
  • 粘度が下がり、アトマイザーへの吸い上がりが改善する

カンナビス由来テルペン(CDT)、植物由来のボタニカルテルペン、その中間のハイブリッドテルペンと選択肢があります。初めての方はフルーツ系のボタニカルテルペンが入りやすく、本格派なら姉妹店TERP HEADSのCDTテルペンもおすすめです。


【基本レシピ】CBDリキッド10mlの作り方

ここからは、CBD濃度30%・10mlのリキッドを作る基本手順を、ステップごとに解説します。初めての方はまずこのレシピで作り、慣れてから濃度や比率を調整してください。

基本レシピ|CBDリキッド10ml(CBD濃度30%)

  • CBDアイソレート:3g
  • 希釈液(PG/VG 50:50):6.5ml
  • テルペン:0.5ml(全体の5%)

STEP 1:道具と原料を準備する

作業前に道具をすべて手元に揃え、テーブルの上を整理しておきます。ニトリル手袋を着用し、こぼれた際に拭けるようキッチンペーパーを用意しておくと安心です。

STEP 2:CBDアイソレートを計量する

精密スケールに耐熱ガラス容器を置き、ゼロ点合わせ(風袋引き)をしてから、CBDアイソレート3gを正確に計量します。0.01g単位で正確に計ることが、最終的な濃度のブレを防ぐ最大のポイントです。

STEP 3:湯煎で溶解する

別の耐熱容器に60〜70℃のお湯を張り、CBDアイソレートを入れた容器を浮かべます。アイソレートは結晶状の固体なので、まずこの段階で透明な液状になるまで溶かします(目安:3〜5分)。

⚠ 注意:80℃以上に加熱するとCBDが変質する可能性があります。お湯は沸騰させず、必ず60〜70℃を保ってください。

STEP 4:希釈液を加える

液状になったCBDに、PG/VG混合希釈液6.5mlをシリンジで少しずつ加えながら、撹拌棒で混ぜます。一気に注ぐと白濁の原因になるため、2〜3回に分けて加えるのがコツです。

CBDリキッド自作の手順|シリンジで希釈液をビーカーに加える作業の様子

STEP 4:希釈液を2〜3回に分けてシリンジで加える

STEP 5:テルペンを加える

最後にテルペン0.5mlをシリンジで加え、よく撹拌します。テルペンは揮発性が高いので、加熱を止めてから加えるのが望ましいです。

STEP 6:冷却・充填する

常温まで自然冷却させ(10〜15分)、透明感が保たれていることを確認したら、アトマイザーや遮光ボトルに充填して完成です。

冷却後に白く濁る・結晶が析出する場合は、テルペン比率不足か、CBD濃度に対して希釈液が少なすぎる可能性があります。後述の対処法をご参照ください。


配合比率の早見表|CBD濃度別の黄金比

「CBD濃度を20%にしたい」「50%の高濃度を作りたい」——目的別に最適な比率を一覧化しました。10ml換算で記載しています。

CBD濃度 アイソレート 希釈液 テルペン 難易度
10%(軽め) 1g 8.5ml 0.5ml(5%) ★☆☆ 初心者向け
20%(標準) 2g 7.5ml 0.5ml(5%) ★☆☆ 初心者向け
30%(やや高濃度) 3g 6.5ml 0.5ml(5%) ★★☆ 中級者向け
50%(高濃度) 5g 4ml 1ml(10%) ★★★ 上級者向け
60%超(超高濃度) 6g〜 3ml以下 1ml以上(10%超) ★★★ 専門知識必須

CBD濃度別配合比率の比較|10%・20%・30%・50%のCBDリキッドの作り分け

濃度別の配合バランス。濃度が上がるほどアイソレート量が増え、希釈液が減る

濃度が高いほど結晶化リスクが上がるため、テルペン比率を上げて補正します。50%超の高濃度を狙う場合は、増粘剤や専用希釈液の併用も検討してください。


PG/VG/MCTオイル|希釈液の違いと選び方

希釈液の選び方で、最終的なリキッドの吸い心地・煙量・フレーバーの出方が大きく変わります。

PG VG MCTオイル
粘度 低い(サラサラ) 高い(とろみ) 中程度
キック感 強い 弱い —(ベイプ非推奨)
煙量 少なめ 多い
フレーバー よく出る やや弱い
適した用途 ベイプ全般 ベイプ(煙量重視) 経口・舌下用

ベイプ用CBDリキッドの初心者標準は、PG:VG = 50:50です。慣れてきたらPG多めでキック感を強める、VG多めで煙量を増やす、と好みに合わせて調整していきます。

⚠ 注意:MCTオイルなどのオイル系希釈液は、ベイプ吸引には適しません。肺に油分が入るリスクがあるため、ベイプ用にはPG/VG系の専用希釈液を使ってください。


テルペン添加で風味を整えるコツ

無味のCBDリキッドにテルペンを加えると、市販品のような完成度に一気に近づきます。テルペン添加のコツは3つだけです。

コツ①:添加量は全体の3〜10%に収める

3%未満だと香りが弱く、10%を超えると喉への刺激が強くなりすぎます。初めては5%から始めて、好みで調整するのが王道です。

コツ②:加熱後・冷却前のタイミングで加える

テルペンは揮発性が非常に高いため、湯煎中に加えると香り成分が飛んでしまいます。加熱を止めてから加えるのが鉄則です。

コツ③:混合後は15〜30分馴染ませる

混ぜた直後は味にムラが出ます。常温で15〜30分置いてから使用すると、テルペンが均一に分散し、風味がまとまります。


結晶化・分離・液漏れを防ぐ4つのポイント

自作CBDリキッドで最も多いトラブルは、結晶化(再結晶)・分離・液漏れの3つです。すべて配合と手順の問題で、原因と対策を押さえれば防げます。

ポイント①:CBD濃度に見合ったテルペン量を確保する

CBD濃度が30%を超えるリキッドでは、テルペンを最低5%以上配合してください。テルペンは結晶化抑制剤として機能するため、これを削ると結晶が出やすくなります。

ポイント②:完全に溶解するまで撹拌をやめない

「だいたい溶けたかな」で湯煎を切ると、目に見えない微結晶が残り、冷却後に成長して白濁します。湯煎中は容器を傾けて底に粉が残っていないことを必ず確認してください。

ポイント③:急冷せず常温まで自然冷却

冷蔵庫や冷水での急冷は、結晶化と白濁の最大の原因です。常温で10〜15分かけてゆっくり冷ますのが正解です。

ポイント④:希釈液の比率を守る

高濃度を狙ってアイソレートを増やしすぎると、希釈液が足りずに液漏れリスクが上がります。濃度50%超は上級者向けと心得て、初めての方は20〜30%から始めてください。


よくある失敗と対処法

❌ 失敗①:冷却後に白く濁った/結晶が出た

対処:40〜60℃の湯煎で5〜10分温め直すと再溶解します。次回からテルペン比率を1〜2%上げてください。

❌ 失敗②:アトマイザーから液漏れする

対処:リキッドが低粘度すぎる可能性が高いです。VG比率を増やすか、専用の増粘剤を併用してください。

❌ 失敗③:吸ったときに咳き込む/喉が痛い

対処:テルペン濃度が高すぎる可能性があります。10%以下に抑えて再調整してください。PG比率が高すぎる場合も同様の症状が出ます。

❌ 失敗④:味が薄い・物足りない

対処:テルペン比率を1%ずつ上げて様子を見てください。希釈液(特にVG)が多すぎる場合もフレーバーが薄れます。


安全な取り扱い・保管方法

  • 保管場所:直射日光・高温多湿を避け、遮光容器に入れて常温暗所で保管
  • 使用期限:自作リキッドは開封後3〜6ヶ月を目安に使い切る
  • 冷蔵保管:温度差による結晶化・分離の原因になるため非推奨
  • 子供・ペットの手の届かない場所に保管する
  • 取り扱い時はニトリル手袋を着用、目や口に入らないよう注意

原料そのものの長期保管(CBDアイソレート、テルペン)は、開封前なら1〜2年程度品質を保てます。開封後は密閉容器に入れて冷暗所保管が基本です。


よくある質問(FAQ)

Q. CBDリキッドの自作は日本で合法ですか?

はい、合法です。THC基準値をクリアしたCBD原料を使用し、個人の範囲で楽しむ分には法的な問題はありません。WING CBDで取り扱うCBD原料はすべて第三者機関のCOAを取得し、国内基準をクリアしています。

Q. CBDアイソレート1gで何mlのリキッドが作れますか?

濃度設定によります。30%濃度なら約3.3ml、20%濃度なら約5ml、10%濃度なら約10mlのリキッドが作れます。

Q. 加熱せず常温で溶けますか?

CBDアイソレートは結晶状なので、常温では溶けません。必ず60〜70℃の湯煎で溶解してください。

Q. テルペンなしで作れますか?

作れます。ただし無味で、結晶化リスクが上がります。少量でもテルペンを加えるのを推奨します。

Q. CBN原料を使ったリキッドは作れますか?

2026年の法改正に伴う規制により、WING CBDでは現在CBN原料の取り扱いを停止しています。CBDアイソレート、CBGアイソレート、H4CBDなどの規制適合原料は引き続きお取り扱いしておりますので、これらを使ったリキッド自作をご検討ください。

Q. 失敗したリキッドは復活できますか?

結晶化・白濁の場合は湯煎で再溶解可能です。ただし焦がした・変質した場合は復活できないため、最初は少量で試作してください。


まとめ|CBDリキッドの自作は「正しい手順」がすべて

CBDリキッドの自作は、難しそうに見えて、ポイントさえ押さえれば誰でも作れます。この記事の要点をおさらいします。

  • 基本構成はCBDアイソレート+希釈液+テルペンの3つ
  • 湯煎温度は60〜70℃を厳守(80℃以上はNG)
  • 計量は0.01g単位の精密スケールで正確に
  • 初心者はCBD濃度20〜30%・PG:VG=50:50・テルペン5%から
  • 結晶化対策はテルペン比率の確保完全溶解+自然冷却
  • 原料はCOA付き・純度99%以上のものを必ず選ぶ

自作CBDリキッドは、市販品では絶対に手に入らない「自分だけの最適な1本」を作れる楽しさがあります。コストも市販品の半分以下に抑えられるため、長く続けるほどメリットが大きいです。

WING CBDでは、米国産CBDアイソレートをはじめ、PG/VG希釈液、各種ラボ用品まで、CBDリキッド自作に必要な原料・道具をワンストップで取り揃えています。すべての原料に第三者機関のCOAを取得済み。安心して自作に挑戦いただけます。

大阪・堺市の実店舗では、原料の現物確認やスタッフへの直接相談も可能です。初めての方はぜひ一度ご来店ください。


※本記事は、CBD原料を扱う方への一般的な情報提供を目的としたものです。CBD製品の効能効果を保証するものではなく、特定の疾病に対する医療アドバイスでもありません。原料の取り扱いには十分ご注意ください。

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