「テルペン」という言葉を、CBDリキッドやベイプ、アロマ製品のパッケージで目にしたことはありませんか。CDTテルペンやボタニカルテルペンなど種類も豊富で、「そもそもテルペンって何?」「香りとどう関係するの?」と疑問に思う方も多いはずです。
この記事では、大阪のCBD・テルペン専門店 WING CBD が、テルペンの基本的な定義から、代表的な種類と香りの特徴、カンナビノイドとの関係、製品としての選び方・使い方までを、はじめての方にもわかりやすく解説します。テルペンの全体像をつかむための「入門ガイド」としてご活用ください。
テルペンとは?まずは基本の定義から
テルペンとは、植物が作り出す天然の芳香成分(香りのもと)のことです。レモンやオレンジの柑橘の香り、松林の清々しい香り、ラベンダーの甘いフローラルな香り——こうした植物特有の香りは、すべてテルペンによって生み出されています。
テルペンは自然界に2万種類以上存在するといわれ、植物の「精油(エッセンシャルオイル)」の主成分でもあります。果物、ハーブ、針葉樹、花、スパイスなど、香りを持つほとんどの植物に含まれており、私たちの暮らしのなかで日常的に触れている、ごく身近な成分です。
カンナビス(麻)植物にも豊富なテルペンが含まれており、品種(ストレイン)ごとに異なる香りの個性を生み出しています。この麻由来テルペンを抽出したものが CDTテルペン(Cannabis Derived Terpenes) です。
テルペンの役割|植物にとって・人にとって
テルペンは、植物にとっては「香りでコミュニケーションを取るための道具」として働いています。具体的には、次のような役割があると考えられています。
- 受粉を助ける:香りで昆虫を引き寄せる
- 身を守る:強い香りで害虫や草食動物を遠ざける
- 環境ストレスへの対応:紫外線や乾燥から自身を守る
一方、人にとってのテルペンは、なんといっても「香りと風味を楽しむ」ための存在です。アロマテラピー、香水、食品のフレーバー、そしてCBDリキッドやベイプの風味付けまで、テルペンは私たちの嗅覚・味覚を豊かにする嗜好的な要素として幅広く活用されています。
代表的なテルペンの種類と香りの特徴【一覧表】
テルペンは種類によって香りの個性がまったく異なります。ここでは、CBD・麻製品でよく登場する代表的なテルペンと、その香りの特徴を一覧でまとめました。
| テルペン名 | 香りの系統 | 主に含まれる植物 |
|---|---|---|
| リモネン (Limonene) |
レモン・オレンジなど柑橘系の爽やかな香り | 柑橘類の皮、ジュニパー |
| ミルセン (Myrcene) |
マンゴーやハーブを思わせる、甘くアーシーな香り | マンゴー、ホップ、タイム |
| β-カリオフィレン (Caryophyllene) |
黒胡椒のようなスパイシーでウッディな香り | 黒胡椒、クローブ、シナモン |
| ピネン (Pinene) |
松・針葉樹のような清涼感のある香り | 松、ローズマリー、バジル |
| リナロール (Linalool) |
ラベンダーのような甘くフローラルな香り | ラベンダー、コリアンダー |
| フムレン (Humulene) |
ホップのような土っぽくウッディな香り | ホップ、セージ、ジンセン |
| テルピノレン (Terpinolene) |
ハーブに柑橘とフローラルが混ざった複雑な香り | ライラック、ティーツリー |
※香りの感じ方には個人差があります。上記は一般的な香味の傾向を示したものです。
同じ植物でも、これらのテルペンがどのような比率で含まれているかによって、最終的な香りの印象は大きく変わります。麻のストレイン(品種)ごとに香りが違うのも、このテルペン比率の違いによるものです。
アントラージュ効果とは?テルペンとカンナビノイドの関係
CBDやテルペンの話題でよく登場するのが「アントラージュ効果(Entourage Effect)」という言葉です。
これは、CBDなどの単一のカンナビノイドを単体で扱うよりも、複数のテルペンやカンナビノイドが一緒に存在することで、香りや風味がより複雑で奥行きのあるものになる——という考え方を指します。単一成分では味わえない「立体感」や「まとまり」が、複数成分の組み合わせによって生まれるという発想です。
たとえば、単一のテルペンだけでは平坦に感じられる香りも、複数のテルペンを組み合わせることで、嗅いだ瞬間 → 中盤 → 残り香へと変化する立体的な香りのストーリーが生まれます。テルペンは、CBD製品の風味設計において、この「香りの個性づくり」を担う重要な役割を果たしています。
テルペンの種類|製品としての3タイプ
市場で流通するテルペン製品は、その「由来」によって大きく3つのタイプに分けられます。それぞれ香りの個性とコストが異なるため、用途に応じて選ぶのがポイントです。
1. CDTテルペン(麻由来テルペン)
CDTテルペンは、カンナビス(麻)植物そのものから抽出された天然テルペンです。麻草本来の香り構成をほぼそのまま持つため、品種特有の深みと立体感のある香りが最大の特徴です。最もリッチで本格的な香りを求める方に向いています。詳しくは CDTテルペンとは?ボタニカルとの違い・使い方・全3種レビュー をご覧ください。
2. ボタニカルテルペン
ボタニカルテルペンは、麻以外の植物から抽出した単一テルペンを組み合わせ、目指す香りを「再現」したものです。コストパフォーマンスに優れ、フルーツ系フレーバーや 麻品種系(ストレイン)フレーバーなど、わかりやすく親しみやすい香りが揃っています。
3. ハイブリッドテルペン
ハイブリッドテルペンは、CDTとボタニカルを組み合わせたタイプです。CDTの本格的な香りと、ボタニカルのコスト・表現力のバランスを両立できるため、コストを抑えつつ品種らしさも楽しみたい方に人気があります。
各タイプの違いをさらに詳しく知りたい方、本物の見分け方や人気ストレインを比較したい方は、CDTテルペンの選び方|本物の見分け方と人気ストレイン徹底比較 もあわせてご覧ください。WING CBDの全ラインナップは テルペン商品一覧 からご確認いただけます。
テルペンの使い方|リキッド調合の基本
テルペンは、CBDアイソレートなどのカンナビノイド原料と組み合わせて、オリジナルのリキッドやワックスを作る際の「風味付け」として使われます。基本的なポイントは次のとおりです。
- 添加率の目安:リキッド・ワックスへの添加は 5〜9% が推奨範囲。まずは5%から試し、香りの印象を確かめるのがおすすめです
- 温度管理:加熱は 60〜70℃まで。70℃を超えるとテルペンの香気成分が揮発してしまうため、湯煎やマグネチックスターラーでの緩やかな加熱が理想です
- 粘度調整:必要に応じて 希釈剤 や 増粘剤 を併用します
- 保管方法:直射日光・高温多湿を避け、遮光容器で冷暗所保管。開封後は早めに使い切るのが香りを保つコツです
完成したリキッドは 510規格アトマイザー に充填して使用します。テルペン配合リキッドは粘度がやや高めになるため、対応粘度の広い CCELL Goldセラミックアトマイザー などが相性◎です。リキッド自作の詳しい全工程は CBDリキッドの作り方完全ガイド で公開しています。
失敗しないテルペンの選び方
はじめてテルペンを購入する際は、次の3点をチェックすると安心です。
- COA(成分分析証明書)が公開されているか:テルペン組成や残留溶媒、THC含有量などが第三者機関で分析されているかを確認しましょう
- 由来とタイプが明示されているか:CDT・ボタニカル・ハイブリッドのいずれか、産地やストレイン名が明記されているかが信頼の目安です
- 価格が妥当か:極端に安い「CDT」は、実際にはボタニカルブレンドの可能性が高いため注意が必要です
WING CBDでは、取り扱う全原料について COA(成分分析証明書) を公開し、厚労省認定検査機関での分析結果をご確認いただけます。
なぜWING CBDのテルペンが選ばれるのか
WING CBDは、大阪・堺と日本橋に実店舗を構えるCBD原料・テルペンの専門店です。
- 米国ライセンス認可サプライヤーから直接調達した CDTテルペン を取り扱い
- 全ロットに COA を完備(厚労省認定検査機関で分析済み)
- CDT・ハイブリッド・ボタニカルの豊富なラインナップを少量から業務用大容量まで提供
- カンナビノイド原料・アトマイザー・ラボ用品までワンストップで揃う
- OEM・卸売のご相談も歓迎(日本語/English/中文対応)
まとめ|テルペンは「香りの個性」を生み出す天然成分
テルペンとは、植物が作り出す天然の芳香成分であり、私たちが楽しむ香りと風味の正体です。リモネンやミルセンといった種類ごとに異なる個性を持ち、それらの組み合わせによって無限の香りが生まれます。CBD製品においては、風味設計の要となる重要な存在です。
まずは気になる香りのテルペンから、その世界を体験してみてください。香り選びに迷ったときは、テルペン商品一覧 や店舗LINE、お問い合わせフォーム からお気軽にご相談ください。
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※本記事は、香り・風味を楽しむ嗜好品としてのテルペンに関する情報提供を目的としています。医薬品としての効果効能を示すものではありません。当店の製品は20歳未満の方はご利用いただけません。

