CBGとは?CBDとの違いと選び方を大阪の原料専門店が解説【2026年最新】

「CBGって何?CBDと何が違うの?」——CBGアイソレートをお求めのお客様から、最近こうしたご質問をいただくことが増えました。

CBG(カンナビゲロール)は、「カンナビノイドの母」とも呼ばれる、少し特別な立ち位置の成分です。この記事では、CBGとは何か、CBDとの違い、日本での法的な位置づけ、原料としての使い方まで、大阪のCBD原料専門店の視点からわかりやすく解説します。

CBGとは?

CBG(カンナビゲロール/Cannabigerol)は、ヘンプ(麻)に含まれるカンナビノイドと呼ばれる成分群のひとつです。CBDと同じく、THCのような酩酊作用は引き起こさないとされており、世界的に研究が進められている成分のひとつでもあります。

「カンナビノイドの母」と呼ばれる理由

ヘンプの株の中では、まずCBGA(カンナビゲロール酸)という成分が作られます。このCBGAが、株の成長にともなって酵素の働きでCBDA・THCAなどの各カンナビノイド酸へと変換され、そこからCBDやTHCが生まれていきます。

つまりCBGAは、主要なカンナビノイドたちの「出発点」にあたる成分。だからこそ、CBGAとその中性体であるCBGは「カンナビノイドの母(Mother of Cannabinoids)」と呼ばれているのです。

CBGAからCBDA・THCAなど各カンナビノイドが生成される流れの図解

なぜ希少で、価格が高めなのか

出発点であるがゆえに、CBGAは株が成熟する過程でその大半が他のカンナビノイド酸へと変換されてしまいます。収穫期の株に残っているCBGはごく微量。同じ量の原料を得るために多くの株が必要になるため、CBGはCBDに比べて希少で、原料価格も高めになる傾向があります。

CBGとCBDの違い

CBDアイソレートとCBGアイソレートの違い比較
項目CBDCBG
正式名称カンナビジオールカンナビゲロール
生合成上の位置づけCBGAから変換されて生成すべてのカンナビノイドの出発点(CBGA)の中性体
成熟した株での含有量比較的多いごく微量で希少
原料価格の傾向手に取りやすい希少なぶん高め
酩酊作用ないとされるないとされる
アイソレートの性状白色の結晶性パウダー、ほぼ無味無臭白色の結晶性パウダー、ほぼ無味無臭

性状としてはよく似たパウダー同士なので、扱い方の要領はほぼ共通です。違いの中心は「株の中でどの段階にある成分か」と「希少性」にある、と押さえておくとわかりやすいでしょう。

日本におけるCBGの法的な位置づけ(2026年8月時点)

2024年12月12日に施行された改正大麻取締法により、日本のルールは「部位規制」から「成分規制」へと切り替わりました。現在は、製品に残留するTHCが以下の限度値を超えないことが、合法的に流通できる条件になっています。

製品区分THC残留限度値製品の例
油脂(常温で液体)・粉末10ppm(0.001%)オイル、アイソレートパウダーなど
水溶液0.1ppm(0.00001%)飲料、化粧水など
その他1ppm(0.0001%)菓子類、電子タバコ用リキッドなど

CBGアイソレートは「粉末」にあたるため、10ppmの区分が適用されます。CBG自体は、本記事執筆時点で麻薬や指定薬物には指定されておらず、THC残留限度値を満たす製品であれば合法的に流通・購入が可能です。

ただし、カンナビノイドを取り巻く規制は動き続けています。実際に2026年6月にはCBNが指定薬物となり、取り扱いができなくなりました。当店では法改正のたびに取り扱い製品を見直し、現行法に適合した原料のみを販売しています。最新の規制状況は、厚生労働省など公的機関の情報もあわせてご確認ください。

CBGアイソレートの使い方(原料として)

CBGアイソレートの使い方3パターン(自作リキッド・ブレンド・テルペン)

当店ではCBGを、純度の高いアイソレート(単離結晶パウダー)の形で、原料素材として販売しています。主な使い方は次のとおりです。

  • 自作リキッドの原料に。希釈剤に溶かし、お好みの濃度でリキッドを設計できます。基本的な手順はCBDアイソレートと同じ要領です。詳しくはCBDリキッドの作り方完全ガイド希釈剤ガイドをご覧ください。
  • CBDとのブレンドに。CBD・CBGなど複数のアイソレートを組み合わせ、配合比を自分で設計するのも原料ならではの楽しみ方です。考え方はカンナビノイドブレンドの記事で解説しています。
  • テルペンとの組み合わせに。アイソレートはほぼ無味無臭なので、香りづけにはボタニカルテルペンやCDTテルペンを組み合わせるのが定番です。

品質の見分け方——COAと保存

CBG原料を選ぶときに必ず確認したいのが、COA(成分分析証明書)です。純度に加えて、前述のTHC残留限度値を満たしているかどうかは、COAの数値でしか確認できません。当店では、取り扱うすべての原料についてCOAを公開しています。

保存は、高温多湿と直射日光を避けた冷暗所で。開封後は密閉容器に入れ、湿気を避けて保管してください。

よくある質問

Q. CBGは日本で合法ですか?

A. 本記事執筆時点(2026年8月)で、CBG自体は規制対象成分ではありません。ただし、製品としてはTHC残留限度値(粉末は10ppm)を満たしていることが前提です。当店のCBG原料はCOAで残留値を確認したもののみを扱っています。

Q. CBDと混ぜて使えますか?

A. はい。どちらもアイソレートパウダーなので、配合比を自由に設計してブレンドできます。設計の考え方はブレンド解説記事を参考にしてください。

Q. 味や匂いはありますか?

A. アイソレートはほぼ無味無臭です。香りをつけたい場合は、テルペンを組み合わせるのが一般的です。

Q. どのくらい保存できますか?

A. 保存環境によって変わるため一概には言えませんが、冷暗所での密閉保管が基本です。購入後は早めに使い切ることをおすすめします。

まとめ

CBGは、すべてのカンナビノイドの出発点にあたる「カンナビノイドの母」。成熟した株にはごく微量しか残らない希少な成分で、CBDと同じくアイソレートパウダーとして原料利用できます。法的には、THC残留限度値を満たす製品であれば合法的に流通しており、選ぶ際はCOAの確認が必須です。

CBDとの違いを踏まえたうえで、ブレンドやリキッド設計の幅を広げたい方は、ぜひCBGを候補に加えてみてください。

CBGアイソレートの商品ページを見る →

実店舗でもご覧いただけます:
WING CBD 堺本店(大阪府堺市北区百舌鳥梅北町3-118-4/14:00〜21:00)
TERP HEADS 日本橋店(大阪市浪速区日本橋4-7-28 3F/16:00〜23:00)

※本記事は原料・製品に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、効能・効果を示すものではありません。
※法規制に関する記述は2026年8月時点の情報です。最新の状況は厚生労働省など公的機関の情報をご確認ください。
※当店の商品は、すべて20歳以上の方向けの商品です。

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